Pediatric dentistry
小児歯科
子どものむし歯事情
子どものむし歯はかなり減少しています。
平成28年の調査では、むし歯を持つ3歳児は10人に1人になり、また12歳児のむし歯の本数も平均1本以下になりました。
むし歯ができるかどうかは、生活習慣に大きく左右されます。
お子様自身で、むし歯になりにくい生活習慣を身につけるのは非常に難しいので、このむし歯の減少はご家族の方々の頑張りの結果だと思います。
気をつけていたけどむし歯になってしまい、がっかりされた方もいらっしゃるかと思います。
子どものむし歯の進行は早いので、気付いたときには大きな穴が空いていることもあります。
ショックを受けてしまいますが、そのときは生活習慣を見直し、改善するチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか?
大人になると生活習慣を変えるにはかなりの労力が必要です。
むし歯ができた今こそ、お口の健康に対してのいい生活習慣を身につける絶好の機会です。
小さい頃に身につけておけば、将来の永久歯も守ることができるはずです。
お子様の将来にとって、きっと大きな財産になると思います。
当院では、そのお手伝いをさせていただきます。
「当院での小児治療」
予防処置
何よりもむし歯にさせないことと、よい生活習慣を身に付けることが大切です。単に歯垢や歯石を取るだけでなく、フッ化物を塗ったり、ブラッシング指導なども行います。
むし歯治療
まずは進行抑制を考えますが、止むを得ず治療せざるを得ない場合もあります。必要に応じて、麻酔を行い、極力痛みを感じないように処置をします。また治療が難しい場合は、まずは慣れることを優先し、段階を踏みながら治療へとつなげていきます。ご家庭では、治療で頑張れたことをたくさん褒めてあげてください。自信を持つと、さらにスムーズに通院ができるようになります。
矯正治療
早めに矯正を始めることで、体の成長をうまく利用することができます。心配な場合は、是非ご相談ください。